こんにちは。
三刀流プロサーファーの井上鷹です。
今日は、北陸からの帰り道に立ち寄った島根でのサーフィンの話です。
ほとんどの方は、「島根」のサーフィンについてあまりイメージが浮かばないのではないでしょうか。
サーフィン人口の多いところからは離れていることから、情報があまり出回らないからですね。
今回は、ご縁があって、島根県大田市にあるサーフショップ「サプライズ」をお訪ねすることとなり、初めて島根を訪問することとなりました。
店のオーナー藤川昭宏さんは広島のご出身だそうですが、いい波を求めて全国各地サーフトリップをした結果、サーフィンをするのに条件が整って理想的だということでこの地に移住されたそうです。
全国のサーフポイントを見て回った人が選んだ場所は、果たしてサーフィンの理想の地なのか?
サーフィンの理想の地?
藤川さんのホームポイントである「福光」は条件が合わずサーフィン出来なかったので、近くの別の場所に行きました。
まずは景色が美しい。
それから海の水もきれい。
そして空いている!
しかも、ロングもSUPもあり!
そりゃあ移住したくなる「サーフィン理想の地」だ!
よそに行くと、ボード使用に制限のあるところが多く、三刀流を名乗る僕達にとっては不便を感じることが多いです。
しかしここはそんな遠慮は無用。
それで、三種の神器ならぬ三種のボードを持ち出してのサーフィンとなりました。
空いていることもあり、思い切りサーフィン出来ました。
この時の様子はYouTubeで動画を公開していますので、そちらも是非ご覧下さい。
のびのび感を感じて頂けるといいなと思います。
ローカルルール
地方に行くと閉じられた環境が多く、ローカルルールもうるさくなってきますが、ここは「常識的な行動をしましょう。」ただそれだけという、珍しい地方です。
島根はサーファーの多い場所から少し離れているため、よそからのサーファー流入は少なく、島根県内と隣の広島県からのサーファーがほとんどとのことです。
それで、特にうるさく言わなくても、暗黙の了解が行きわたっていてうまく行っているようです。
自分勝手にしてもいいということではないので、十分お気をつけ下さい。
せっかくなので、よそから来られる方は、そのいい雰囲気を壊さないようにしましょう!
サーフィンする前に地元のサーフショップに行って、ローカルルールだけでなくポイントの説明(危険性など)について確認するのも「常識的な行動」のうちであることはお忘れなく!
駐車場は狭いところもあるので譲り合いは必要ですが、駐車する場所自体はほとんどのポイントにあるようですし、わからなければ地元ショップに聞けばよいので、特に問題はないかと思います。
サーフィン環境
上の「サーフィンの理想の地か?」のところに書いた通り、理想的な条件でサーフィンが出来ます。
空いているので、周りの人を気にしながらサーフィンしなければならなくてサーフィンを楽しめない、ということはありません。
地元の気質もあるでしょうし、サーフィン環境がいいせいもあるからでしょう、ギスギスした感じはありません。
また、「ロングはダメ、SUPはダメ・・・」などということもなく、「サーフィン」に対して大変オープンな環境になっています。
ですから、ロングやSUPの方にはおススメですね。
波も、日本海側は基本的に風でサイズが上がるので太平洋側に比べると波にパワーがないため、ロングやSUP、ミッドレングスなど大きめの板に向いていると思います。
この日も波の形は良くて楽しめました。
周りの良い景色も楽しみながら、のんびりゆったりサーフィンを楽しむ、というのが合っている感じです。
こんな風に、気持ちよく、そしていろいろな種類のボードでサーフィン出来るポイントが増えるといいなと思います!
波の様子
これらの写真を見れば、なかなかいい波だったことはおわかりになられると思います。
楓
桜
ウエットスーツ
この日は暖かく、風は吹いていたものの、2/3ミリジャーフルという南国宮崎仕様の恰好でのサーフィンでも全く問題ありませんでした。
妹の楓はロンスプやシーガルで寒くなかったとのことです。(普通の人は寒いと思うので、ロンスプはやめた方がいいと思います。)
ただ、海から上がると風が冷たくてすぐ寒くなるので、この時期にサーフィンをするなら、宿泊先でもらってお湯を持っていく方がいいと思います。
カバー付きポリタンクが必須ですね!
しかし、シーズンである冬の間、半端ではない寒さとなるのは、他の日本海側のポイントと同様です。
しっかり準備されて下さい。
冬以外でも案外波がある時があるそうですので、チェックされるといいと思います。
ちょっと観光情報
歴史のある町とのことで、古い町並みが見られます。
また、僕は行っていませんが、城址や石切り場、そして温泉もあります。
夏は海水浴場も開かれるそうです。
サーフィンだけでなく、いろいろな楽しみ方が出来そうです。
では、また!
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