こんにちは。三刀流プロサーファーの井上鷹です。
今回、日本最大級のパラサーフィン大会に参加することになり、会場となった静岡県牧之原市のウエーブプールでサーフィンしました。
話題のウエーブプールなので興味のある方は多いと思いますので、今日はウエーブプールの体験記をお届けします。
パラサーフィン大会の様子はこちら⇩
ウエーブプールの利用法
ウエーブプールの利用法としてまず挙げられるのは選手育成です。
同じ波が出てきて繰り返し練習に最適なので、当然のことですね。
実際にウエーブプールでサーフィンしてみて、同じ波が出てくることの有難みと、それによりウエーブプールが練習には理想的ということがよくわかりました。
ですから、コンペ志向のサーファーはもちろん、サーフィンが上達したいという人は、練習のために利用するといいと思います。
サーフィン上達において一番の悩みは、「あまり練習できないこと」ですからね。
海の波では同じ波は来ないし、なかなか乗れないということもあって、どうしても練習量が確保できません。
しかしウエーブプールは同じ波で、絶対に自分に乗る番が回ってくるので、確実に練習が出来ますから。
仲間同士などで人数を集めお金を出し合えば、貸し切りで練習するのも経済的にそんなに難しい話ではないので、繰り返し練習をしたい人は、利用するといいと思います。
個人でも、他の人と組み合わせてもらって低料金で利用できるようです。
そして今回のイベントに参加して、障がい者など監視や介助を必要とする人のために利用されるにも良いなと思いました。
海だと状況の突然の変化が予測できず対応できないこともありますが、プールだと基本的に同じ波が来るので危険の予測や把握がしやすく、目が行き届くので、安心してサーフィンができるからです。
選手育成だけでなく、海ではなかなかサーフィンできない人達にもサーフィンを体験してもらうために、どんどん使われるといいなと思います。
静波のウエーブプールでサーフィンしようと思う方へ、少しアドバイス
・意外と低料金でサーフィンできる
波のコースによりますが、意外と数が出るなという印象でした。
10人程度だったら、1本乗り終わって戻って少し休憩して、と言っているうちに次の波に乗れる感じです。
ですから人数を集めてお金を出し合えば、意外と安い料金でそれなりの本数を乗って練習できます。
仲間を集められなくても、他の人と組み合わせてもらって低料金で利用できるようです。
なかなか海で乗れない人は、たくさん乗って練習できるのでいいですね。
・テイクオフにはコツがあります
施設職員の方が説明して下さるので、よく聞いて、その通りにしましょう。
せっかくの1本を逃したらもったいないですから!
・最後ギリギリまで乗らないように
最後の部分が浅くなっているので、ケガをする可能性が高いです。
早めにプルアウトしましょう。
・大き目の板の方が乗りやすい
真水なので海と浮力が違うので、大き目の板の方が乗りやすいです。
また感覚も違うので、乗っているうちに慣れますが、最初は少し戸惑うかもしれません。
・風の強い時は注意
機械が作って出てくる波はほぼ同じですが、屋外なので風の影響を受けて波が変わる場合もあります。
風が強い時は注意しておきましょう。
では、また!
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