こんにちは。三刀流プロサーファーの井上鷹です。
日本を出発したのは24日15時前、時差の関係でアメリカロサンゼルス空港着は朝の9時です。
朝の到着で時間があるので、早速会場となるハンティントンビーチへ!
ハンティントンビーチ
カリフォルニアには以前来たことがありますが、ハンティントンビーチには来たことがなく、今回が初めてです。
日本で言えば湘南のようなところと聞いていましたが、その通りです。
おお、あのピアだ!
ビーチが広く、人はたくさん。
近くにはサーフショップを含む多くの店が立ち並んでいます。
海辺では、海水浴、散歩、ジョギング、ビーチバレー、ライフセーバーの訓練、学校で遠泳の練習をしに来るなど、思い思いに楽しむ光景が見られます。
開催される大会
ハンティントンビーチと言えばUSオープンが開催されることで、日本でも有名です。
USオープンは例年、ショートボードの最高峰ツアーであるチャンピオンシップツアー(CT)の1つ下のクラスのツアーの大会が開催されます。
以前はQS10000、今はチャレンジャーシリーズ(CS)と呼ばれるツアーです。
そのショートボードの大会をスポンサーするVANSは「DUCT TAPE」というロングボードの有名な大会も開催していることもあり、今回ロングボードワールドツアー第2戦が、合わせて開催されること
になりました。
5月に行われたロングボードワールドツアー第1戦が、オーストラリアのシドニーで、チャレンジャーシリーズと併催だったのと同じです。
日本人選手も多数参加
チャレンジャーシリーズとロングボードワールドツアーの2種類の大会が開催されるので、日本人選手も多数参加します。
早速会場で一緒になった選手もいました。
波
ロングの大会で来たので、ロングで入りました。
ロングボードには向いていない波と聞いていましたが、その通りで、あまり向いていないですね。
普段はもっとコンディションがいいとのことでしたが、この時はオンショアが結構吹いていて、ダンパーで、乗るのに苦労しました。
早朝風の無い時はいいものの、すぐオンショアの風が入ってダンパーになる傾向があるとのことです。
ダンパーに加え、テイクオフのところが結構掘れているので、ボードが折れないように気を遣って乗りました。
流れがかなり強いのにも驚きました。ゲッティングアウトが大変です。
レフト波の方が断然いいですが、レギュラー波もありました。
うまく行けば結構長く乗れる波もありますが、短い波、中間がタルくてつながないと乗れない波が多いです。
セクション幅が狭いため、ボードが長いロングだと、取り回しが大変です。
案外パワーがない波で、湘南の波に似ていました。
サイズは胸~肩くらいでした。
一方、ショートボードはドルフィンスルーで沖に出ることが出来、テイクオフが掘れてもダンパーでも乗れるので、ロングボードほど苦労しません。
湘南の波に似ているので、日本人選手にはいいのではないかと思います。
日本人選手の活躍が期待出来そうですね!
水温、気温、天候など
真夏に近い時期ですが、水温は結構低く、フルスーツの人も多いです。
裸の人もいるので、寒さに強い人は薄着で大丈夫かもしれませんが、フルスーツは持って行く方が無難ですね。
陸上はというと、日差しが強いので暑いと言えば暑いですが、風が吹くと結構寒いです。
曇っていても結構寒いし、夕方になると寒いです。
海の中と同じく薄着の人もいますが、ジャンパーを着ている人もいます。
海の中も陸上も、思ったより寒いです。
朝晩も結構温度が下がります。
カリフォルニアというと日差しが強く気温が高いイメージですが、そうでもないので、ご注意下さい。
それでは、また!
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