こんにちは。
「三刀流プロサーファー」の井上鷹です。
今日は、リクエストの多い「ホームポイントの紹介」をしたいと思います。
遠征に行くと、「ホームポイントはどこ?」とよく聞かれます。
「宮崎の日南です」まではいいのですが、「伊比井」というと「??」となることが多いです。
小さい浜で、入口がわかりにくいので、日南に来られても気づかずに通りすぎてしまうようです。
僕のホームポイントの伊比井浜は、昨年ISA世界大会が開催された宮崎市の木崎浜から車で20分ほど南に下ったところ、九州でも南にある宮崎県の中でも南にある日南市にあります。
試合で出かけた時以外ほとんど他のポイントに行くこともなく、ずっと伊比井でサーフィンしてきたので、僕にとっては思い入れの強いポイントです。
伊比井の海は、「南国宮崎」というイメージそのままの、明るい陽射し、キラキラ光る青い海。
サーファーにとっては、それに加えて水が透き通ってきれいなことが人気です。
よく晴れた日、透き通る水を見ながらサーフィンをする時は、ここがホームでよかった、と思います。
よそから来られる方も、水が透明できれいだということを、気に入った理由に挙げられる方が多いです。
波は、石もありますが基本的にビーチブレイクです。
川が流れ込む小さい湾なので変化が激しく、いろいろな種類の波があります。
決まると非常にいい波になります。
僕が伊比井でサーフィンを始めプロになったため、初心者向きの波と思って来られる初心者の方が多いですが、初心者の方は青島の方がサーフィンはしやすいと思います。
駐車場は手入れされ椅子もあります。
南国らしい植物も植わっています。
トイレ、飲み物の自動販売機もあるので、お弁当だけ持ってくれば、休憩を取りながらサーフィンをすることも出来ますし、サーフィンと関係なく海辺でのんびりした一日を過ごすというのもいいかもしれません。
最近は浜の工事をしているので海まで行く途中、大変歩きにくくなっています。サーフィンをする場合には気を付けて下さい。
特に重いロングボードを持ち運ぶ方はご注意を!
宮崎は南国のイメージが強いためでしょうが、よく聞かれるのが「冬はどんな恰好でサーフィンをするか?」です。
一番寒い時でも、ブーツやグローブ不要、3ミリジャージのフルスーツで入れます。
それで、冬場に寒い地方から来られる方が結構おられます。
伊比井に限らず、宮崎には海岸沿いにいくつもサーフスポットがあります。
小1時間ほどドライブすれば風向きやうねりの向きにあったポイントがどこかにあるので、だいたいどこかしらでサーフィン出来ます。
それも宮崎へのサーフトリップの魅力ですね。
せっかくはるばる来てサーフィン出来なければ悲しいですから。
もっとも、自分に合った波を見つけることが出来なくても、海岸沿いのドライブだけでも結構楽しめます。
それにおいしい食べ物もあります。
地鶏、海産物、果物、いろいろありますので、来られたらあれこれ試してみて下さい。
最後に、日南に来られる方にお願いです。
日南海岸沿いは海のすぐ傍に人家があり、地元の住民が普通に生活しています。
地元住民にとって、浜や海は我が家の庭のような感じです。
それを頭に置いて、海の中でのルールはもちろん、海の上での地元のルールを守り、モラルある行動をすることを忘れないで下さい。
路上駐車、騒音、ゴミの投げ捨て、庭に侵入、などの行為により、地元住民は困惑しています。
せっかく美しい景色の中で気持ちよくサーフィンが出来るのですから、その前後も気持ちよく過ごせるように、ご協力よろしくお願い致します。
それでは、また!
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