こんにちは。
三刀流プロサーファーの井上鷹です。
遠征の時はいつも山陽を通ります。
山陰を通るより距離が短いからです。
しかし今回は日本海側に来たので、山陰を通ることにしました。
もちろん、所々でサーフィンをしながらです。
山陰は良いサーフポイントがあると聞いているので、楽しみです。
難波江海岸
ここは自治体としては福井県ですが、京都府が目の前だからか、NSAの支部としては京都なのだそうです。
難波江海岸で入るのは初めてですが、早朝にポイントに到着してそのままサーフィンをするとなると、地元のお店に行く暇がありません。
それで、ここから30分弱のところでサーフショップ「FLX」を経営しておられ、ここで普段入っておられるJPSAショートボードプロの間屋口峻英さんに、事前に連絡を取りました。
この日サーフィンをされるということで、一緒に入ることになりました。
ちょうどよかったです。
ここは京都や大阪など近畿圏からのアクセスが良く、多くのサーファーが訪れるので、ビジターは入りやすくなっています。
通常考えられるマナーやルールを守っていれば問題ありません。
無料の広い駐車場があるので、駐車の心配は要りません。
海に近いところに有料の駐車場もあります。
普段はロングボードのノーズライディングの練習に良い波だそうで、ロングボーダーが多くショートボーダーは少ないそうです。
しかしこの日は、かなり激しい雨が降り寒いというのに、僕が到着した時既に40人近くショートボーダーが入っていました。
セット肩くらいで、ショートボード向きのコンディションだったためです。
しかも、年に数回くらいの波の良さだったそうです。
そういうコンディションだったので、僕もショートボードで入りました。
スタイリッシュなサーフィンで知られる間屋口さんはツインフィッシュ。
さすがスタイリッシュに乗っておられました。
波が良くていいライディングが出来たので見直したかったのですが、激しい風雨のためほとんど撮影が出来ず、動画がほとんどなくて残念でした。
しかし、その天候のおかげで波が良かったのなら、動画がなくても良し、というところです。
・テールハイフルローテーション
エアーのしやすいコンディションだったので、この技が簡単に出来ました。
天橋立観光
遠征の時、観光はしないのですが、今回は「日本三景」の1つである天橋立の近くを通るというので、行ってみました。
朝早くに行ったので、散歩やジョギングをする地元の人が少しいるだけで、空いていました。
昨日は天気が悪かったのですが、今日は朝から晴れ。
向こう側まで続く「橋」と海が朝焼けとともに見事な風景を作っていました。
波が無くなる前に八丁浜まで行かねばということで、向こう側までは行かずに途中で引き返しましたが、「日本三景」と言われるだけの景色を楽しめたので満足です。
この橋は、船が来ると船が通れるように回転するのだそうです。
橋が動くなんて、面白そう!見たかったな~
今度は船が通るタイミングでここに来たいと思います。
八丁浜
ここはJPSA公認ロングボードプロの斉藤智也さんのホームポイントです。
この日は、浜の目の前にある、斉藤さんが所属するサーフショップ「SOLDIERBLUE SURF」がサーフボードの試乗会を開催しておられたので、現地でポイントについて説明を聞きました。
ここも難波江海岸同様多くのサーファーが訪れるため、ビジターは入りやすいです。通常考えられるマナーやルールを守っていれば問題ありません。
浜が広いので、レベルや乗るボードに合わせて入れる場所があるのがいいです。
公園もあるので駐車場は広く、トイレもあります。
この日のサイズは頭オーバーくらい。
ここも難波江海岸同様、普段はロングボード向きの波だそうですが、この日はチューブを巻いていて、ショートボーダーがほとんどでした。
難波江海岸同様、滅多にない良いコンディションだそうで、いい練習が出来ました。
・アーリーウープ
アーリーウープは、回転方向の関係で波の裏に行きがちとなり成功させるのが難しいのですが、この時は速い波でショルダーが張っていたので、成功しました。
・レイバックカービング
普通のカービングよりスプレーが飛びやすいため見栄えがするので好きな技です。
ここは波が良くパワーがあったので、よりスプレーが飛び、見栄えがします。
・プルアウト
飛ぼうと思ったわけではなくただプルアウトしようとしたら、波のサイズが大きくパワーがあり、チューブを巻いているので、こんなに飛んでしまいました。
・チューブ
久々に大きなサイズの波でチューブに入れました。
・テールハイブローテール
ブローテールは、「エアリバースをしたつもりが高さが不足したんだな」とよく誤解されます。
言葉を換えれば、「わざわざブローテールをしたんだな」とわかるような質の高いブローテールはなかなか出来ません。
しかしここは波に癖がなくてリップから飛び出しやすく、「エアーではなくブローテールか!」と言えるくらいのブローテールが出来ました。
妹達
サイズが大きくチューブを巻いているため、下の妹の桜は入りませんでしたが、上の妹の楓は入りました。
波が良いせいで、楓もいいライディングをしていました。
まとめ
とにかく、いい波に当たってよかったです!
では、また!
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