こんにちは。三刀流プロサーファーの井上鷹です。
昨日は、僕のヒートが開始という時に、中断して明日に回すという決定が出ました。
それで僕のショート最終戦の最初の出番は、今日の朝一番となりました。
昨日よりまだ小さいのではないかという波のサイズで、様子見をするのかと思ったら、いきなり「予定通り7時から開始」と言われました。
しかしロングビーチ側のバンクは試合は難しいということで、当初予定の2バンクはやめて、堤防側の1バンクで行うことになりました。
それで、ヒート開始は7時15分となりました。
コンディション
極小波の上に波数はなく、その上バックウオッシュが入るという、大変厳しいコンディションです。
うまく波が入ってきてうまく乗れればいいですが、波が無さ過ぎてどこで波が割れるかもわかりにくく、乗れる波を探すのは難しい状況です。
選んだボード
小波用のボードは持っていないので、妹の小波用のボードを使うことにしました。
乗るしかない
波数も少ないので、セットが入ってきたらもう乗るしかありません。
アンダープライオリティの時はなおさらです。
それで、乗れそうな波には乗りました。
見た甲斐があったと言われるように
小波で行われる試合はなかなかいい技が出ないので、「見ていて面白くない」と視聴者の方々には不評です。
僕の場合、多くの方からエアーをするのを期待されていますが、ある程度コンディションが整わないとエアーをするのは難しいです。
今日の波は小さい上にショルダーが張らず途中で消えてしまいますし、乗れる距離が短いため助走も出来ません。
こんな時はまずエアーは無理。
しかし、サーフィンの試合は最後までどうなるかわかりません。
だから、無理なコンディションであっても、最後までエアーの可能性は探ります。
途中、全然波が来なくなりました。
もうダメかも、と思いましたが、最後の方で続けて波が入ってきました。
よし、これだ!
それで最後、続けて2本飛びました。
案の定、海水面がなく砂浜に上陸しました。
海水面があってくれれば!
試合としてはコンプリートにはなりませんが、試合でなければコンプリートと呼べるエアーをこのコンディションでしたことで、「見た甲斐があった」と思ってもらえたと思います。
自分としても、試合は3位敗退となりましたが、今年の締めの試合の最後としては、なかなか良かったと思います。
応援有難うございました。
エアー1本目
エアー2本目
まとめ
鷹は飛ぶ!
それでは、また!
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