こんにちは。三刀流プロサーファーの井上鷹です。
海外に行けば年中大会あり
サーフィンのシーズンは日本ではおよそ4~11月。
ほとんどの大会やイベントはこの間に行われます。
冬の間は「オフシーズン」となります。
オフシーズンにトレーニングや基本練習をして、シーズン開幕に備えるのは、サーフィンの場合も他のスポーツと同じです。
しかし海外に目を向ければ、年中試合があります。
波の良い時季を追いかけて世界中を回れば、年中大会を開催することは可能ですから。
僕はこれまで日本の大会を中心に回っていたので、冬の間は大会には参加しない「オフシーズン」でした。
海外の大会も、僕がこれまでに参加したものは、日本のシーズン中のものばかりでした。
ところが今年は、年が明けた冬の1月にいきなり試合です!
昨年は11月末まで試合で海外に行っていて、12月には「HERO’s AWARD」という東京で行われた式典に参加したので、自宅のある宮崎に帰ってきたのは年末。
帰ってきたと思ったらまた出発!
大変慌ただしい年末年始となりました。
今回の行き先は
今回の行き先は・・・「フィリピン」です。
僕は行ったことがありません。
それでまずは、情報収集です。
しかしこれが大変。
同じ東南アジアにあるインドネシアは日本人サーファーが多く行っていて情報もありますが、フィリピンは行ったことのある人は少ないようで、情報があまりないのです。
ネットを見れば、不安になるようなことしか書かれていません。
例えば、不潔、水は飲めない、停電が多い、食べ物がまずい、などなど。
僕はJPSAの大会でインドネシアに何度か行ったことがありますが、暑過ぎるのと食べ物が違い過ぎるのとで、いつも瀕死の状態でした。
そのインドネシアよりずっと劣悪な環境だ、という情報ばかり。
困ったな~と思いましたが、今回は、ロングボードについてはワールドロングボードツアーのアジア地区予選ですから、出ないわけにもいきません!
それに、ショートのQS3000も合わせて行われます。
ロングボードとショートボードの大会が同時に開催されることは少なく、一度に両方出られるというのは、珍しいことです。
「三刀流」の僕には、待ってました!の試合です。
さあ出発
「インドネシアも、行く回数を重ねたら少しは慣れたので、その後のフィリピンなら何とかなるだろう。」
そう思って出発することになりました。
さてさて、今度はどんな旅になることやら。
それでは、また!
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