こんにちは。
三刀流プロサーファーの井上鷹です。
今日は、新しく出来たSUPのリーグが行った試合の様子の報告です。
SPPLとは何か
SPPLとはStandup Paddle Premium Leagueの略で、SUPのプロ競技団体です。
SUPサーフィンは、名前からもわかる通りサーフィンの一種でありながら、ショートなどに押されて、限られた場所でしか出来ません。
また、一部では「SUPは簡単で誰でも出来、レベルが低い」という認識があります。
それで、SUPもショートなどと一緒にサーフィン出来るように、そして日本のSUPサーフィン界はレベルも高く見て楽しめることを広く知ってもらいたい、「日本のSUP界を心底盛り上げたい」、ということで、SUP界でレジェンド的存在の堀越弘修さんが立ち上げたのがこのリーグです。
SPPLについてはこちら
⇒https://www.facebook.com/StandupPaddlePremiumLeague
堀越弘修さんによる記事はこちら
⇒https://www.facebook.com/hironobu.horikoshi
今回の大会について
SPPLは来年から本格的に始動するのですが、そのプレイベントとして開催されました。
場所は、伝統の「マーボーロイヤルCUP」のSUPサーフィン部門会場となる、神奈川県藤沢市辻堂海岸です。
「SUPと言えば辻堂」というくらいの場所です。
このリーグの盛り上がりでSUPの認知度を上げ、ショートやロングと共存出来るきっかけとなればいいなと思います。
それは誰よりも強い堀越さんの願いですが、その堀越さんの熱い気持ちが伝わってくるような大会でした。
ライブ配信
今回、ライブ配信は、クラウドファンディングに参加して頂いた方のみに公開でした。
SPPLの活動に対し、本気でSUPを盛り上げようと賛同して下さる方と共有したいという思いからとのことです。
これを機に、SUPの認知度が高まり、選手と共にSUPを盛り上げて行こうという方が増えて下さることを願います。
クラウドファンディングは継続中です。
ご参加頂ければ幸いです。⇓
大会の様子
試合当日は全体的に波があり、天気も良く、大会開催には最高の日和となりました。
今回は、男女各32名を招待して行われました。
招待選手だけあって、先に書いた通り、SUPサーフィンは限られた場所でしか出来ない現状ですが、その厳しい環境の中で練習した成果を発表するいい場になっていたと思います。
試合内容
下の写真、左端のゼッケン赤が僕です。
大波用に作った板で薄め小さめなので、写真ではモモあたりまで沈んでいますがこれでも立ち上がってきた方で、このパワーのない小波コンディションでは腹まで沈んでいました。
それで、漕ぎ出しが大変でした。
後の方になると風が強くなり波もジャンクになって、立って漕ぐにはきつい状況になってきたので、皆腹這いスタイルも取り入れてゲッティングアウトしていました。
R1は、レギュラーでまあまあの波が入ってきたこともあり、大会を盛り上げるライディングが出来たと思います。
しかしR3(R1の1位通過者はR2を飛ばしてR3)やその次のQFでは、グーフィーは演技出来るような波があるのですが、レギュラーはあまりいい波が無く、苦戦しました。
サーフィンは(いい)波に乗れなければ勝てないので、波があるかどうかは重要です。
QFでは今大会優勝したグーフィーフッターの堀越力選手と当たり、敗退しました。
妹達
今回は、2人の妹達も出場したので、コーチ業を開業(笑)
試合を見ながら説明したり
ヒートに向かう前に注意をしたり
下の妹の桜は、これが2回目の試合。
緊張しているのがありありです。
緊張と、あまり得意ではない波だったせいか、うまく技を決められず、残念ながら1回戦敗退となりました。
楓の方は、少しは試合に慣れてきた様子。
R1から順調に勝ち上がり、FLでは今大会女子最高点の7点と、自身が出したSFまでの最高点6点を出して優勝。
ヒート終了後すぐに勝敗がわかる試合は初めてだったので、桜と一緒に担いで優勝気分を味わってもらいました。
来年もSUPに注目を!
こんな感じで、SUP界は頑張っています。
来年はツアーを組む予定とのことなので、楽しみにしていて下さい!
富士山夕映え。湘南では、美しい景色を見ながらサーフィン出来るのがいいですね!
では、また!
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