こんにちは。
三刀流プロサーファーの井上鷹です。
本日も波無し。
昨日に続き市内観光しようか、しかしどこへ?
というところで浮上したのが、お寺訪問!
それも、建物を見学するというのでなく、読経体験です。
昨日の由緒あるお寺を始め、お寺の建物を訪ねたことは今までに何度かありますが、お経を聞くのは初めてです。
面白そう、めったにないチャンスだし、ということで、早速行ってきました!
YouTubeはこちら ⇩
慶専寺(きょうせんじ)

山あいの集落にある浄土真宗のお寺です。
集落の中に溶け込むように建っていて、地元の生活に密着した存在というのがすぐにわかります。
コンサートやギャラリーもされていて、「人が集まるお寺」ということを大事にされているそうです。
その通り、喫茶室兼ギャラリーの蔵もあり、裏にはビオトープもあり、人が集まりやすい作りになっています。
庶民に広く受け入れられた浄土真宗のお寺らしいですね。

浄土真宗
浄土真宗は、一部の特権階級だけのものであった仏教を、「他力本願」、「南無阿弥陀仏」を唱えるだけでよい、という簡単でわかりやすいものにしたことで、広く庶民に受け入れられるようになった宗派です。
現在、日本の仏教諸宗中、最も多くの寺院(2万以上!)と信徒(1500万人以上!)を抱えているそうです。

住職さんはサーファーでもあります
住職さんでサーフィンをされる方は何人も知っていますが、こちらの住職さん谷内正思(たにうちまさし)さんもそうでした。
住職さんらしく、海に入る時には「南無阿弥陀仏」を唱えるそうです。

奇想天外の組み合わせに、またも共通点が!
「お坊さんとサーフィン」というのも、以前対談が実現した医学部教授と同様、奇想天外な組み合わせに思われますが、お経に関連しての説明をお聞きして、医学部教授同様、共通点があることがわかりました。
お経を読む時に「皆の声を聞いて合わせる」のだそうですが、これがサーフィンで「波を見て波に合わせて乗る」と同じなのですね。
谷内住職さんは、以前僕が「波に合わせて乗る」と言うのを聞いた時にお経と同じだと思われたとのことでした。
それは僕の知らぬことでしたが、今回そのことがわかり、「お坊さんとサーフィン」の共通点を見出せてよかったと思います。
先日の「プロサーファーの奇想天外なお相手」は、フィジカル面の最先端を行く医学部教授との対談でしたが、今回の奇想天外なお相手は、メンタル面の最先端を行くお坊さん!
これで心身両方とも、エキスパートとのとの交流が出来ました!
心身両方の最先端の世界に触れたことで、今後のサーフィンのパフォーマンスにまたふくらみが出るのではないかと思います。
医学部教授との対談はこちら ⇩
お経
「簡単に読めるように、印がついている」ということでしたが、なかなか難しい!
どこを読んでいるのかすぐにはわからず、焦りました(苦笑)
でも、それこそ「皆の声を聞いて合わせる」(皆というより住職さんに、ですが)ようにすると、何となくお経が読めました。
住職さんは、小学校に入る頃にはお経をあげることが出来たそうです。
幼い頃からお経を聞いていたから、とのことですが、まさに「門前の小僧習わぬ経を読む」ですね。
長いものでは2時間半にわたるお経もあるそうです。
やはり毎日の練習が大切なのですね。

まとめ
医学界に続いて思想界においても、全く異質そうなサーフィンと共通することがあるというのは驚きでした。
共通することがあるため、勉強になることも多かったです。
今後もいろいろな分野の方と交流し、サーフィンに生かしたいと思います。
おまけ
お経の勉強をした後は、羽咋に来た時は恒例の「お好み焼きRuRu」で891円(ハクイエン=羽咋と縁)のUFO焼きを食べました!
では、また!
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