こんにちは。
三刀流プロサーファーの井上鷹です。
本日からロングボード第2戦が始まりました。
この大会では、プロ本戦の前にプロトライアルが行われました。
その後は女子のプロ本戦R1だったので、本日は僕の出番はなし。
しかし2人の妹達がプロトライアルに出場したので、僕は本日はコーチ役で登場となりました。
トライアル男子からスタート
数日前はいいコンディションでしたが、その後サイズが下がってきて、セットでモモくらい。
最初はあまり良いコンディションではなく、特に桜にとって良くないのではと心配しましたが、女子のラウンドの1つ前の男子R3から少し波が良くなってきました。
桜はまだ年が小さくて大人に比べて把握力や判断力などが劣る上に、試合に出るのもこれで4回目なので、1回でも多く桜が試合を経験出来るように、楓のヒートが先であればいいなと思っていました。
楓が先であれば、それを見ながら疑似体験出来るからです。
そうしたら、その通りになり、楓がH2、桜がH3。
桜に説明をしながら楓のヒートを観ました。
楓
楓も普通のロングボードの試合は初めてです。
それで、結構緊張していたので心配しましたが、最初から波に乗れてノーズは出来たので、少しホッとしました。
一応1位にはなりましたが、何が起こるかわからないのがサーフィンです。
しかし、残り時間5分に近くなった時、ローラーコースターをメイクしました。
これが6点。
よっしゃー!
もう1本、5点出せば、点数でプロ合格です。
残り5分でもう1本乗れれば、波が来ないかな、と思っていたら、ラストに波が来て乗ることが出来ました。
「落ち着いて最後まできれいに乗れよ」と思い見ている時間は、大変長いものでした。
無事ノーズから2回当てることができ、これは5点行くぞ、合格だ!と思ったのですが、4.10点。
合格はなりませんでした。
近くにいた某トッププロサーファーも「5点は出ただろう」と言ったのですが・・・
選手とジャッジの点数は、なかなか合いません(笑)
ともかく、無事1位で本戦進出となったのでよかったです。
桜
心配なのはやはり桜。
ところが、結構いい波に乗って、ハングテンを決めて5.25点を出すライディング!
女子のトライアルラウンドでは、唯一ハングテンを決めました。
もう1本、もう少しいいライディングが出来れば、合計11点の点数でのプロ合格です。
何とかもう1本、5.75点の出そうないい波が来ないかな~?と願いながら見ていましたが、残念ながら波は来ませんでした。
バックアップは低かったのですが、5.25点が効いて1位でラウンドアップ。
とにかく、本戦に進出出来たのでホッとしました。
ここを勝ち上がればプロ合格の本戦R1
男子トライアルが全て終了した後、女子のプロ本戦です。
楓はH6、桜はH7と、トライアルラウンドの時と同様、桜は楓のヒートを見てからとなりました。
コンディションは、オフショアがつよくなりダンパー気味と、トライアルラウンドの時より悪くなっています。
しかし、ここを勝ち上がればプロ合格です。
頑張れ!
楓
幸い、オープニングウエーブを乗って3.50点。
なかなかいい出だしです。
そして3本目で5.25点のライディング。
これで精神的に余裕が出来たのではないかと思います。
楓よりも、見ている僕の方が、余裕が出来たかも!?(笑)
その5.25点が効いて無事1位通過で史上最年少プロ合格となりました!
桜
「楓プロ合格」の放送のすぐ後にヒートスタート。
ちょっとプレッシャーになったかもしれません。
それとも逆に、頑張らなきゃ、となったかな?
こちらもオープニングウエーブを取ったのですが、波が続かず1.95点。
その後2.10点、3.00点を出し1位になったので、少しホッとしました。
しかし皆僅差なので安心していられません。
その矢先、赤がいいライディングをして逆転。
その後はひやひやし通しでした。
自分がヒートをしている時もよくありますが、早くヒートが終わらないかなと思っていました。
プロ本戦の20分より短い15分で、通常はあっという間に終わるという感じなのですが、こういう時はとても長いです。
逃げ切りでヒートが終わった時は、本当にホッとしました。
2位ですが勝ち上がったので、プロ合格です。
20分前に史上最年少でプロ合格した楓の記録を塗り替えました!
楓は「3日天下」ならぬ「20分天下」でした(笑)
次は明後日
次のR2は、明後日となりました。
体はそんなに疲れなかったと思いますが、気分的に随分疲れただろうから、1日休みが入って良かったと思います。
僕の方は明日R1、R2がある予定です。
応援有難うございました!
この後は、楓は二刀流プロサーファーとして、僕のYouTubeチャンネルの自己紹介で「何もない桜です」と言っていた桜もプロサーファーとして、頑張りますので、引き続き応援よろしくお願い致します!
では、また!
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