座って海を眺められる ©K.Mori

こんにちは。
三刀流プロサーファーの井上鷹です。

夏になると必ず聞かれる海難事故のニュース。

少しでもなくすために出来ることを紹介したいと思います。

動画もご覧ください。

僕が参加している「Share」というグループに所属する西山俊さんによる「ライフセーバーがサーフボードを使って救助する」動画はこちら👇

サーファーが救助しにいく動画はこちら👇

妹の楓が撮影協力しています。

海難事故発生

先日、僕のホームポイントで2件続けて海難事故が発生しました。

岸近くで溺れかけた人が出たのです。

浜辺で遊んでいた人達が早くに気づいて助けに行ったおかげで、大事に至らずに済みました。
取り敢えずよかったです。

サーファーがいるから安心、というわけではない

海難事故と言えばサーファーが助けに行くという話も聞きますが、今回気づいたのは、サーファーは波待ちの時は沖を見ているので、沖の方に流されたような場合は気づくことが出来ますが、ラインナップより岸側で何かが起こった場合には気づきにくいということです。

サーファーの皆さん、ラインナップよりも岸側の方にも時々注意を向けて下さい!

また、サーファーもレベルが様々です。

レベルだけでなく、そこのポイントのことをよく知っているかどうかということも重要な点になります。

サーファーがいるから安心というわけでもないということですね。

ですから、サーフィン初心者の方は、地元のサーフショップで尋ねたり、多くのサーフショップで無料配布しているガイドブックなどを参考にしたりして、レベルに合った安全なポイントでサーフィンするようにして下さい。

伊比井は注意!

僕のホームポイントである伊比井は、昔から海難事故が絶えない場所で、地元の人達は海に入りたがらないところです。

市が「遊泳禁止」と堤防に大書しています。

ですから、来られる方は十分注意をして下さい。

いつ起こるかわからないことを念頭に

事故の日は、悪天候の海が荒れていたというような「いかにも事故が起こりそうな日」ではありませんでした。

むしろ天気もよく波も比較的穏やかな、「事故は起こりそうにない日」でした。

それでも事故が起こったのです。

海が荒れていなくてもパッと見ただけではわからない強い潮の流れがあったり、本人の体調だったり、突然足がつったというようなことだったり、事故が起こる原因はいろいろとあります。

波が穏やかだから大丈夫、とは言いきれません。

海に入る以上常に危険はあることを忘れないで下さい。

油断と過信は禁物

海難事故に限らず、事故というものはよく言われるように「自分は大丈夫」という油断や過信があると発生しやすいです。

少々泳げるくらいでは不十分、サーフボードや浮き輪があっても安心できないことを知っておいてください。

サーファーだったら、少し波が上がっただけで「ゲッティングアウト出来ない」と思う状況になることがあることをご存じだと思います。

少ししか変化していないように見えても実は大きく変化している、ということはよくあります。

自分の実力や周囲の状況からしっかり判断して、決して無理はしないようにしてください。

ひとりでは海に入らない

何かあった時、誰かがいれば助けてもらえたり、通報してもらえたりします。

でも、ひとりだったらどうしようもありません。

だから、ひとりの時は海に入らないようにしましょう。

まとめ

事故に遭ったら、本人が辛いのは当然ですが、居合わせた人間も辛いです。

せっかく楽しむために海に来たのだから、楽しく過ごして帰れるように、注意や心がけを忘れずに!

楽しい思い出を作って下さい!

では、また!

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