楓4回目のショートの試合はいかに？WSL初挑戦

こんにちは。三刀流プロサーファーの井上鷹です。

僕がQSに出場するので、妹の楓もWSLの試合に初挑戦することになりました。
JPSAとは雰囲気もジャッジングも異なるので、どんな展開になるか楽しみです。

ハードコンディション

QSJuniorの試合に先立ち、キッズのチャレンジカップが開催されました。

ちょうど波が上がる時で、延期の話も出ていましたが、無事開催されました。

その続きで、ジュニアの初日となるこの日も、女子にはちょっと大変なコンディション。

楓のヒートが少しでもいいコンディションであることを願いながら、前のヒートを見ていました。

楓のヒートになったら、波は悪くなるし波数は減るし。

僕と同じでどうも運が悪い・・・

この悪コンディションの中でどれだけ乗れるか？

今回は最初から２本、それなりにまとめてきました。

これまではなかなか２本うまく揃えることが出来なかったので、なかなか良いスタートです。

早いうちに２本揃えておけば、気分が随分楽になります。

でもでも。

ここで安心してはいられません。皆僅差なのです。

ですから、１位になっておかねば。

そんなことを考えているうちに１位にいたのが２位になってしまいました。

と言っても、ニードポイントは既に出している２本とほぼ同じで、乗れば出せる点数です。

まだ時間は残っているので、今のうちにさっさともう１本乗って逆転してくれないかな～と思っていました。

ところが逆に、楓は乗れない中で３位の選手がニードポイントを出して２位となり、楓は３位になりました。

こういう時って焦りが出るんですよね。

でもこの場合、楓のニートポイントは変わらずで、波さえ来れば出せる点数ということに変わりはありませんでした。

つまり、焦らないでいいわけです。

でもつい焦って乗ろうとしてしまったりするんですよね。

それが試合の難しいところです。

上から僕が指示出来るコンディションでもないこの状況で僕が出来ることはといえば、とにかく波が来て、焦らずうまく乗ってくれることを願うだけ！

そしてとうとうカウントダウン。

「乗るしかない！」と言ったのが伝わったのか、試合前に最後まで粘れと言っていたからか、楓は立て続けに２本乗ろうとし、後の方は乗ったのですが、コケてしまって得点出来ず終わってしまいました。

敗退は残念でしたが、

・早いうちに２本揃えたこと。

・２本が平均した点数だったこと。

・最後まで諦めずにチャージしたこと。

・回数を重ねるごとに内容が改善されていること。

ということから、内容的には良かったと思います。

やはり「経験する」というのは大きいです。

１つ試合を経験するごとに確実にステップアップしていっているので、この調子で早く慣れてくれればいいなと思います。

試合後はもちろん、次の試合のために、すぐに練習に入りました！

それでは、また！