こんにちは。
三刀流プロサーファーの井上鷹です。
3月に日本テレビで放映された「スゴ動画超人GP」については、以下で裏話を書きました。
しかし、「トムブラウンさんと共演なんてうらやましい!」という声がいまだに届くので、今日は「トムブラウン」のことをもう少し書いておこうと思います。
トム・ブラウン布川さん https://www.instagram.com/nunokawa_tombrown/
トム・ブラウンみちおさん https://twitter.com/tom_mitio
共演者決定は本番2日前
天気と波の都合で、撮影日に変更がありました。
それに伴い、当初予定されていた共演の方も変更になりました。
代わりに来られたのが「トムブラウン」です。
ですから、もし当初の日程通りに撮影が行われていたら、共演はトムブラウンさんではありませんでした。
「トムブラウン」のことは全く知らない
トムブラウンさんのことは、というより、芸人さんのことはほとんど知りません。
番組の中でも「千鳥さん知ってますか?」と聞かれ「千鳥さんって誰ですか?」と答えているところが出ていましたが、千鳥さんのことも本当に知らないのです。
共演の方のことを知らないというのも失礼だから、事前に下調べしておこうと思って番組スタッフの方に共演者のお名前をお聞きしたら、「トムブラウンという2人組の方です。知らないままの方がいいです」と言われたので、下調べはせず、どんな方かわからないまま、お会いすることになりました。
トムブラウンのお二人と対面
どんな方かわからないのは楽しみと言えば楽しみですが、今回は蕎麦の配達の受け取りなど、息が合わないと出来ない内容を一緒にするし、芸能人は何か近寄りがたい感じだと思っていたので、ちょっと心配もありました。
しかし心配は無用でした。
丁寧に挨拶して下さって、偉そうにしているということもないし、気さくな感じでした。
それに以前サーフィンに挑戦する仕事もあったとかで、サーファーとのコラボには興味を持って下さっていました。
そんなこんなで、初対面というのに最初から同じチームの人間として頑張ろう!みたいな感じで、ホッとしました。
それはその後の演技にもいい影響があったと思います。
息の合った演技
おかげで蕎麦の配達やブザービートも成功しました。
「自分が受け取れなかったら自分のところまで来た僕に申し訳ない」と、みちおさんは必死の受け取り。
そのみちおさんが乗る浮島を、強い流れがある中で支える布川さん。
もちろんこちらも必死ですが、本当に、お二人共必死で取り組んで下さって、お互いがお互いを励ますという、とてもいい流れになっていたと思います。
気づけば、この日の朝が初対面とは思えない、昔からの友人のような気持ちの通じようでした。
漫才
僕はそもそもテレビを見ないため、漫才も見たことがありません。
それで、せっかくだからと漫才を披露してくださいました。
初めて見た漫才、それも目の前で。
撮影のカメラが回っていたので真面目な態度で聞いていたのですが、途中でガマンしきれなくなってギャハハ~と笑ってしまいました。
「初めて漫才を見たと言う人に笑って喜んでもらえて嬉しい!」と大変喜んで下さったのが印象的でした。
トムブラウンさんの撮影
番組に出てくる場面の他に、漫才もしておられましたし、砂山の中に寝たり、いろいろされていました。
僕が縄跳びをしている時は、サーフィンの方は僕達だけで撮影していたので、その間にトムブラウンさんは「トムブラウン」の撮影をされていたのです。
何せ1日がかりの撮影でしたからね。
それらが放映されなかったのは大変残念です。
僕は自分の撮影の合間に様子を見ましたが、取り組みの真剣さにたくさんのことを学びました。
たくさんのファンの存在
浜で僕達の撮影をしていた母によれば、「トムブラウン」と気づいて見学していた人も結構いたそうです。
ちょうどお二人が歩いてこられた時に、幼い子供が手を振り、横でそのお母さんが「私達トムブラウンさんのファンです。わ~嬉しい、本物に会えた!よかったね、〇〇ちゃん」と言って喜んでいる方がおられたとのこと。
そしてトムブラウンさん方はその方とお子さんに丁寧に挨拶しておられたとのことです。
ファンの方への挨拶とはいえ、大変丁寧な方だなあ、と感心したとのことです。
番組放映後に「トムブラウンさんって、優しくてファン思いなんです」というメッセージも頂いたのですが、本当に、優しくてファン思いです。
トムブラウンさんのことを全然知らなかったことを恐縮する僕達にも、「いやいや、そんなに有名ではないんで、知らなくて当然です。こちらこそ、世界レベルの選手の方と共演出来て光栄です。」と、とても丁寧なご挨拶を頂きました。
何となく、芸能界というと競争が激しく気持ちも荒れそうな感じがしますが、そんなことがないところが立派ですね。
僕もそうありたいと思います。
では、また!
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